終活をみすえて各所のお片付けを頼まれました

畑じまい

今回のお客様は先代のころから畑として使用させてもらってきた土地をとうとう返却されることを決意されたそうです。別のお客様でも野菜を作っていた畑を貸主に返すということで片づけをさせていただいたお客様もいらっしゃいます。

畑は自宅から少し離れた場所にあり、足腰の弱くなったお客様では頻繁に行って片づけをするどころか、世話もできない状況です。近くに住んでいるお子さんたちも日ごろから畑仕事をすることもままならないので、近年この畑にはだれも足を踏み入れていません。

畑にはさまざまな道具が置いてありました。農機具だけではなく、肥料、農薬、洗剤、マルチ用ビニルシートなど、たくさんの物があります。大きなプラスチックケースがいくつもあり、その中に保管されていました。それらは素材も全部違います。木材、プラスチック、ビニル袋、麻ひも、鉄棒、焼き物の甕などのほか、建物などの廃材などもあり、分別して処理します。

水桶もたくさんあります。水桶には泥もたくさんたまっていますので、水をぬいて泥をよけ、乾かしてからはがさないといけません。焼き物の甕が5個、風呂桶が3つ、プラスチック容器が30個以上ありました。

その他、道具をしまう小屋を竹や木材、金属トタン、プラスチックトタンなどで作っており、それらを解体します。処分するには、部材を結合させている金属線やビニル紐も取り外して分別しなければなりません。屋根材の中には石綿を含むものがあります。昔の建築材料には石綿を含むものがあるため、専門の業者に確認してもらい、処分する必要があります。

庭じまい

庭にはブロックで仕切りがつくってありました。鉢や園芸用品などを整理していたもののようです。これらはすべて解体して処分場に持っていきます。庭の木も不要なものは伐採しました。

敷地の一角にトタン板や棒切れ、柱の角材、木製の畑仕事用の道具など、さまざまものが積み上げられています。一部には角材を組み合わせて棚を作ってありました。こういった場所にもブロックや肥料、用土、廃材などが保管されていました。

室内も不要な家具を処分することになりました。今回は一部の不要なもののみの処分となりました。

すべて分別し、運び出しやすいようにまとめて置き、トラックで運び出しする準備をしておきます。後日トラック3台で運び出し、処分業者に持ち込んで処理してもらいました。

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